人気ブログランキングへ 鳴子の旅 | みみと一緒の旅行記 人気ブログランキングへ

2017/03

01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31
<< >>

JUGEMテーマ:旅行

橋の中央程へ、やって来た。

このあたりは、混んでいない。

静かである。

まるで、貸し切りの橋のようである。

「うわー貸し切りみたいだね。」

母が、言った。

「そうだな、得した感じだな。」

父が、母に合わせた。

橋は、弧のようになっている。

真白き光が、帯のようになって照らした。

脇の欄干には、御影石で作られたモニュメントが、数カ所置かれている。

それがまるで、川を見ている人のようにも、見えるのである。

「ああ、なんか人がいるみたいに、見えるね。」

母が、言った。

「そうかい。」

隣の父が、言った。

なる程、見るとそのようにも、見えるのである。

雄物川(おものがわ)を渡った。

突き当たりは、T路路となっていて、左へ行けば秋田市雄和(あきたしゆうわ)、

秋田空港方面、右へ行けば国道7号へ至る道である。

思えば、朝早くこの国道7号線を走り出し、この旅行が始まったのである。

ぐるり、ぐるりと回って、この地へと戻ってきたわけである。

右へと、車は曲がった。

真っ直ぐな、広い道のりである。

あたりは、すっかり暗く闇夜の世界になった。

車内から見える景色には、右手には、田圃の向こうには民家の灯火がちらり、
ほらりと見える。

左手には、真っ暗な闇が、ただ漂っている。

多分、ここは田圃なのだろう。

その先は、いつか父と山菜採りに行った、国見山(くにみやま)だろう。

その地は、闇が、口を開いて見えない。

もう、車内は、何も話も無く、ただ家に着くことを思っているのである。

少なくても、私はそう思っていた。

ふっと途切れていた話が、出し抜けに出た。

「しかし、良く回ってきた物だね。」

母が、後ろの席から、言った。

「そうだね。」

「何県位、回ってきたのか。」

秋田、山形、新潟、福島、宮城だよ。」

私が、答えた。

「そうか。」

「そんなに、回ったのか。」

「そうだよ。」

しばし、この旅回りの事で話が、続いた。

「ほら、みみ、お家(おうち)だよ。」

母が、みみに言った。

「また、みみ行こうな。」

みみ、いっぱい回ってきたんだよ。」

父が、みみに言った。

私の家のも、手を伸ばせば届くとこまで来た。

「家は、無事だろうな。」

父が、冗談交じりに、こちらを見ていった。

「無事だろ。」

私が、笑って答えた。

後ろの席のお嬢さん(みみ)も吠えた。

見慣れた角を曲がれば、もう我が家である。




作者から

長らく「みみと一緒の旅 」「猪苗代、鳴子編」ご愛読有り難う御座いました。
皆様のおかげと思っております。
次回から、「みみと一緒の旅 十六羅漢」が始まりますで、こちらもご愛顧の程宜しく願います

みみと一緒の旅行 鳴子編


ランキングへ参加しています。皆様のポチひとつで、創作意欲がまします。(*^。^*)
御願い致します。(・_・)(._.)
にほんブログ村 本ブログ 紀行・旅行記へブログランキング人気Webランキング

☆僕は詩も書いています。よろしかったらこちらの方もご覧下さい。

気分いろいろときめいて

いつも心に太陽を

こちらは、小説用ランキングです。
ブログランキング







回りの世界は、もう闇夜の中に、包まれてきた。

ここから見える、道路の車は、光の帯となって流いてる。

様々な色が、きらめいて交錯している。

まるで、光の大河のようである。

「大分、暗くなったね。」

母が、言った。

後ろの暗がりの中から、聞こえた声は、疲れてはいなかった。

「うん、そうだね。」

横に座っている父が、答えた。

「じきに、家だよ。」

私が、言った。

エンジンを掛け、メーターパネルの灯が、暗くなった室内を明るく灯した。

暗い、宇宙の中に星のが漂うようにである。

この空間には、私達がいる。

本当に、もう一走りである。

このスーパーの駐車場出て右へ行けば国道13号線へ行き、左に行けば
「秋田南大橋」(あきたみなみおおはし)へ至るのである。

秋田南大橋秋田市豊岩(あきたしとよいわ)と秋田市仁井田(あきたしにいだ)を結んでいる大きな橋である。

雄物川河口から数えて、5番目にかかる橋である。

私達は、この時間帯混んでいる国道13号は避けて、左方向へ行くことにした。

煩わしい所は、もう御免である。

駐車場を出て、道へ出た。

左へと、進路をとった。

白い一筋の光が、闇夜を切照らした。

光の川が、橋へと導いている。

橋の下を流れている川は、私達がいつも見慣れている「雄物川」(おものがわ)である。

雨の日も、風の日も、雪の日も良く、この川は私のすぐ側にいた物だ。

やはり、この川である。

心の川である。

今は、暗くて、その全容は見えない。




このお話が、気に入ってくれたら、ポチっと押していただけると励みになり、凄く嬉しいです。
こちらは、小説用ランキングです。
ブログランキング



このお話が気に入ってくれたら、ポチっと押していただけると励みになり、凄く嬉しいです。
こちらは、旅用ランキングです。
ブログランキング

人気blogランキングへ


このお話が気に入ってくれたら、ポチっと押していただけると励みになります
にほんブログ村 小説ブログへ


ブログ検索エンジン
にほんブログ村 小説ブログ 純文学小説へ


こちらは、小説用ランキングです。
ブログランキング







父と母の姿が、薄暗い中へ入ってから、こちら来るまでは、そうはかからなかった。

ふあーっと、二人の姿が、浮かび上がった。

寸前の所で、また、みみに言ってあげた。

ふわふわした耳元に、である。

「ほら、来たよ、見てご覧。」

窓へ前足をかけ、その方向を見ている。

私が、標す方向を見て、納得したのだろうか、こちらを見た。

みみに、顔を近づけると、生暖かい舌が私の鼻先へ来たのは、すぐだった。

おもむろにドアを開け、外へ出て父と母の方へ駆け寄っていった。

歩いて、ほんとに何歩もない距離である。

父も母も両手に、レジ袋を持っている。

レジ袋を手に、受け取った。

さっき思ったように、ずしりと重い。

中身はなんだろうと、母に問うてみた。

「何買ってきたの。」

「ああ、鮨だよ。」

「家に帰ってから、なんだかんだやるより、良いからね。」

「お茶さえ、入れればいいからね。」

と、母が言った。

「ああ、そうだね。」

「でも、随分あるね。」

私が、答えた。

「家に帰って、一息ついて直来(なおらい)だよ。」

父が、私を見て言った。

「そうかい、楽しみだな。」

「酒のつまみは、旅の話だよね。」

「ああ、一杯あるな。」

「でも、その前に荷物下ろしだよ。」

「ああ、沢山あるからな。」

「誰の物が、一番有るのかな。」

「そりゃー、家のお嬢さん(みみ)のだよ。」

車のドアを開け、今晩の夕食を大事に、入れた。

「ああ、みみちゃん。」

「お家へ帰るよ。」

みみのお家だよ。」

「もうじきだよ。」

母が、そう言い席へと着いた。

みみも尾を振り、愛想を振りまいた。

父も、助手席へと座った。

「さあ、もう一走り。」

父が、言った。

「さあ、行くよ。」

私が、ラストランを皆に、伝えた。




このお話が、気に入ってくれたら、ポチっと押していただけると励みになり、凄く嬉しいです。
こちらは、小説用ランキングです。
ブログランキング



このお話が気に入ってくれたら、ポチっと押していただけると励みになり、凄く嬉しいです。
こちらは、旅用ランキングです。
ブログランキング

人気blogランキングへ


このお話が気に入ってくれたら、ポチっと押していただけると励みになります
にほんブログ村 小説ブログへ


ブログ検索エンジン
にほんブログ村 小説ブログ 純文学小説へ


こちらは、小説用ランキングです。
ブログランキング






煙の彼方は、私の家か、はたまた何処なのだろうか。

煙のように、ゆらゆらとたなびいて、流れて行きたい気持ちだが、今晩のお宿は我が家である。

今晩は、私の布団が、待っている。

寝馴れた我が家の布団が一番というのかもしれないと思った。

帰ってからも、難儀なことがあるだろうと、車の後り荷物を見てみた。

なにやら、凄い量の荷物である。

旅の思いで、と言う物だろう。

これを下ろさなければ、事は運ば無いのである。

結構、時も経った。

もう、来る頃だろう。

みみも待っているし、車へと入った。

ここからは、スーパーの位置口が、手に取るように解る。

こっちは、暗がりでも向こうは、こうこうと明るい電球が、灯っている。

みみは、まだ私の顔を見ている。

そんなに、男ぶりするような顔でもないが、なにやら照れてしまいそな程良く見てる。

その姿が、見えたのは、暖かい灯火の所だった。

それが、父と母だと言うことはすぐに解った。

その両手には、白いレジ袋持ってきている。

思わず、みみを呼んだ。

「ほら、来たよ。」

私が、言った。

みみは、その声に反応してか、びくりと立ち上がった。

殆ど、瞬時にである。

さすが、犬だなと頭を撫でてやりたいと所だが、まずは、みみを抱き上げ窓へ上げてやった。

この彼女(みみ)から、父と母は映っているのだろうか。?

それは解らぬが、私の言ったとおり、懸命にその方向を見ているのである。>



このお話が、気に入ってくれたら、ポチっと押していただけると励みになり、凄く嬉しいです。
こちらは、小説用ランキングです。
ブログランキング




このお話が気に入ってくれたら、ポチっと押していただけると励みになり、凄く嬉しいです。
こちらは、旅用ランキングです。
ブログランキング

人気blogランキングへ


このお話が気に入ってくれたら、ポチっと押していただけると励みになります
にほんブログ村 小説ブログへ


ブログ検索エンジン
にほんブログ村 小説ブログ 純文学小説へ


こちらは、小説用ランキングです。
ブログランキング








我が家のお嬢さん(みみ)の事が、気になっていたので、触ってみた。

もう少し、良く観察したいので、室内灯を付けてみることにした。

ぽっと、暗がりがかき消えて、暖かい室内灯の下そこにはグレーと白い毛並みの"みみ"がいた。

結構、衝撃は有ったらしいが、何ともないらしい。

私は、何かあったのではと、内心思っていた。

本当かなと、思い再三触っててみた。

異常らしき物は、無いみたいである。

"みみ"は、助手席に座って、大きな眼でこちらを見ている。

「何だも無いよ。」とでも言わんばかりなのであろうが、私には、皆目解らない。

私は、"みみ"にしてみれば下の部類なのかもしれない。

犬は、すぐ順列を付けると言うことらしい。

そうすれば、私の家では、父、母、みみ、私と言う順列になるのだが。

その順列の下の私が、上司(みみ)へお話をしてみた。

「今、買い物に行ったんだよ、わかるかい。」

「ほら、みみスーパーへ来たんだよ。」

「あそこだよ。」

「灯りの方だよ。」

「いつか"みみ"も来た、スーパーだよ。」

「何買ってくるかな、"みみ"解るかな。」

「多分、お寿司かな。」

「弁当かな。」

「きっと、そうだよ。」

「だけどみみは、食べられないね。」

「犬だからね。」

「もう、ちっよっとの辛抱だよ。」

「そしたら、お家だよ。」

「今晩は、お家だよ。」

彼女が、私の座っている運転席へ来たのは、さほどかからなかった。

いつものことである。

今は、私の膝の上に乗っている。

順列の下の私の上に、ちゃかり乗っているのである。

暖かい、感触がズボンの布を通して感じられてくる。

嫌な感じなど、これぽっちも無い。

立ち上がって、スーパーの入り口の方を凝視しているのである。

前足は、窓の縁へとかけ頭が、丁度出る格好である。

あの両人が、買い物へと出かけてから、結構時間もたった。

外の空気も吸いたくなったので、みみを運転席へ置き外の風にふかれ、煙草をふかした。

ふぅーと、風が吹いた。

煙は、さっき来た道の方へと、なびいていった。




このお話が、気に入ってくれたら、ポチっと押していただけると励みになり、凄く嬉しいです。
こちらは、小説用ランキングです。
ブログランキング



このお話が気に入ってくれたら、ポチっと押していただけると励みになり、凄く嬉しいです。
こちらは、旅用ランキングです。
ブログランキング

人気blogランキングへ


このお話が気に入ってくれたら、ポチっと押していただけると励みになります
にほんブログ村 小説ブログへ


ブログ検索エンジン
にほんブログ村 小説ブログ 純文学小説へ


こちらは、小説用ランキングです。
ブログランキング







私も、父も母もさっきのショックも消えぬまま、スーパーへと向かった。

「家のお嬢さん」(みみ)は、大丈夫だったのだろうか。?

あれから、物音一つ、立てていない。

物静かである。

母が、何も言わないのが、無事の知らせと言うべきなのだろう。

スーパーへ入ってから、みみの具合を見てやろうと思った。

薄暗い中に、馴染みのあるスーパーの看板が、大きく浮かんでいた。

ほっとした、感じが心の中に帯びた。

もう、家も間近とはいえ、薄暗くなって少々疲れてきたのが本音である。

「ああ、疲れた。」

母が、後ろの席より、言いかけた。

「黙って乗っていても、疲れるね。」

「休み、休み走ってきたけれども、疲れは貯まる物のだね。」

「お金がこんなに、ぐっと、貯まると良いけど 。」

「肩に、ぐっとか。」

父が、後ろを向き言った。

「そう貯まると、苦労も無いよ。」

母が、言った。

笑いが、車の中を走った。

さっきの事が、無かったようにである。

「ああ、ここだよ。」

「ここ。」

父が、横を向きながら、私に指示した 。

指示したくれたことは、非常に有り難いのだが、このスーパーの入り口等は、始終来ているので、私も知っているのである。

ここは、年の功を立てることにしよう。

いざこざは、もう御免被りたい物である。

もう家も間近なのだから、穏やかに事は運びたい物である。

「ああ、ここだね。」

「ここを右折なんだね。」

父へ、言った。

「ああ、そこだよ。」

スーパーへゆっくり入った。

まあ、ここは、先程のスーパと比べ広々としていて、良い感じである。

やはり、夕刻と言うこともあって、混雑はしている。

よく見ると、大型の車はあまりいない。

黄色のナンバーが、陣取り合戦をしている状態である。

「いつものと所」へと、車を持って行った。


「いつもの所」とは、駐車場隅の塀の方である。

と言っても、何処でも良いわけでもない、やはりそれなりの位置という物がある。

こだわりの位置」という物かもしれない。

誰にも邪魔されず、良い空間の場所というわけである。

この「こだわりの位置」へと車を止めた。

スーパーの位置口からは、結構遠くなっているが、回りに車も止まって無く都合が良いわけである。

「さあ、みみ来たよ。」

「スーパーだよ。」

「ちょっと、買い物していくから、お留守番だよ。」

母が、みみに告げて父と一緒に、暖かい灯の方へと歩いていった。


母と、父の姿が暮れかかった暗がりから明るい灯火の方へ行くのは、さほどかからなかった。

車内には、私と彼女(みみ)だけとなった。

一人と一匹

仲の良い、コンビと言うか、カップルと言うところである。

俗に、凸凹コンビという物はあるのだが、私達は何コンビなのだろうか。?

あの両人が、帰って来るまでのコンビではあるが、楽しく過ごす事になりそうだ。

でも、みみと一緒に暮らしていても、面と向かってと言う時間は余り無いのである。

すぐ帰ってくるよと言っているが案外、時間はかかるはずである。

スーパーとは、そのようになっている物である。

私は、スーパーへ行こうと思ったのだが、なにぶん疲れている。

そのことは、父、母も知っている。

無用に、人混みに入って気を遣うと、又疲れるのである。

今迄、良い景色、良い空気を吸い込んできたのにここに来て、又人混みの中へと言うと本当にげんなりする。

買い物は、あの両人に、お任せすることにしよう。

この通り、みみと一緒に買い物待ちをしているわけである。

彼女(みみ)の指定席は、私の後ろの席となっているが、父と母がいなくなり寂しくもなったのであろうか、運転席の方へと来たがっている様子である。

いつもは、顔を合わしいたずらすると、怖い顔をする彼女(みみ)であるが、よほど寂しいのであろうか、私のいる前の席へ来たがっているのである。

来る物を拒むこともない。

去る者は、追わず。来る物は、拒まずと言うところである。

みみを呼んでみた。

後ろの席から、コンソールをまたいで、やってきた。

助手席へ彼女(みみ)を座らせた。

それでも、まだ落ち着かない様子で、窓の外を眺めている。

眺めた、目線の向こうはスーパーの入り口である。

何分位だろうか、じっと灯の彼方を見つめていた彼女(みみ)が、こちらの方へ顔を向けた。

彼女(みみ)の頭を撫でてやった。

小さい頭は、柔らかい毛並みで覆われていた。

とても、柔らかくて、雲の上にいるような感じだった。




このお話が、気に入ってくれたら、ポチっと押していただけると励みになり、凄く嬉しいです。
こちらは、小説用ランキングです。
ブログランキング



このお話が気に入ってくれたら、ポチっと押していただけると励みになり、凄く嬉しいです。
こちらは、旅用ランキングです。
ブログランキング

人気blogランキングへ


このお話が気に入ってくれたら、ポチっと押していただけると励みになります
にほんブログ村 小説ブログへ


ブログ検索エンジン
にほんブログ村 小説ブログ 純文学小説へ


こちらは、小説用ランキングです。
ブログランキング








私も、父も母もさっきのショックも消えぬまま、スーパーの入り口へと向かった。

「家のお嬢さん」(みみ)は、大丈夫だったのだろうか。?

あれから、物音も立ていない。

物静かである。

母が、何も言わないのが、無事の知らせと言うべきなのだろう。

スーパーへ入ってから、みみの具合を見てやろうと思った。

薄暗い中に、馴染みのあるスーパーの看板が、大きく浮かんでいた。

ほっとした、感じが心の中に帯びた。

もう、家も間近とはいえ、薄暗くなって少々疲れてきたのが、本音である。

「ああ、疲れた。」

母が、後ろの席より、言いかけた。

「黙って座っていても乗っていても、疲れるね。」

「休み、休み、走ってきたけれども、疲れは貯まる物のだね。」

「お金がこんなに、ぐっと、貯まると良いけど 。」

「肩に、ぐっとか。」

父が、後ろを向き言った。

「そう貯まると、苦労もないよ。」

母が、言った。

笑いが、車の中を走った。

さっきの事が、無かったようにである。

「ああ、ここだよ。」

「ここ。」
父が、横を向きながら、私に指示した 。

指示したくれたことは、非常に有り難いのだが、このスーパーの入り口等は、始終来ているので、私も知っているのである。

ここは、年功の物を立てることにしよう。

いざこざは、もう御免被りたい物である。

もう家も間近なのだから、穏やかに事は運びたい物である。

「ああ、ここだね。」

「ここを右折なんだね。」

父へ、言った。

「ああ、そこだよ。」

スーパーへ、ゆっくり入った。

まあ、ここは、先程のスーパと比べ広々としていて、良い感じである。

やはり、夕刻と言うこともあって、混雑はしている。

よく見ると、大型の車はあまりいない。

黄色のナンバーが、陣取り合戦をしている状態である。

「いつものと所」へと、車を持って行った。

「いつもの所」とは、駐車場隅の塀の方である。

と言っても、何処でも良いわけでもない、やはりそれなりの位置という物がある。

こだわりの位置という物かもしれない。

誰にも邪魔されず、良い空間の場所というわけである。

この「こだわりの場所」へと車を止めた。

スーパーの位置口からは、結構遠くなっているが、回りに車も止まって無く都合が良いわけである。

「さあ、みみ来たよ。」

「スーパーだよ。」

「ちょっと、買い物していくからお留守番だよ。」

母が、みみに告げて父と一緒に、暖かい灯の方へと歩いていった。




このお話が、気に入ってくれたら、ポチっと押していただけると励みになり、凄く嬉しいです。
こちらは、小説用ランキングです。
ブログランキング



このお話が気に入ってくれたら、ポチっと押していただけると励みになり、凄く嬉しいです。
こちらは、旅用ランキングです。
ブログランキング

人気blogランキングへ


このお話が気に入ってくれたら、ポチっと押していただけると励みになります
にほんブログ村 小説ブログへ


ブログ検索エンジン

こちらは、小説用ランキングです。
ブログランキング







両側に、商店の建ち並んで賑やかな通りを、"寄り道"すべき「スーパー」へ走らせている。

店舗からあふれ出る暖かい、灯火が一層恋しく感じられる。

家の窓から見える暖かい、一つ、一つの灯は、暗い海原に咲く灯台のように思える。

私の家の灯は、主が無く灯ってない。

その灯火も、もうじき灯ることだろう。

店の脇へ駐車や停車している車が、かなりあって通行が、思うように出来ない。

この時間的は、そうなのだろうが、店に出入りする車で難渋する。

目の前のコンビニからは、いきなり車が飛び出てきて、それこそ心臓が「凍り」そうになった。

あわや事故と、という感じだった。

幸い何事もなかったが、急ブレーキのため我が家のお嬢さんには、ショックだったことに違いない。

前の席と後ろの席のクレパス(谷間)に、ごろりと落ちたらしい。

多分、彼女にしてみれば「寝耳に水」の自体だったに違いないのである。

それと、同乗している、父、母も幾分ブレーキのショックで、前方へのつんのめったことになった。

何はともあれ。何事もなかったのでまずは一安心と言う所なのだが、

まだまだこのことで、気が立っている御仁が、私の隣にいる。

父である。

「なんで、良く見ないで出てくるんだよ。」

と向こう見栄を切りながら、窓越しに言うのである。

母も、ショックだったらしいのだが、このお方は大分立ち直りが随分と早いらしい。

ケロリとしている。

性格的に、そうなのであろう。

ここで、「そんなの良いよと。」簡単に言ってしまうと変な事になって父の顔をつぶすような気がしたので、口を貝にした。

それが良い。

当の私の心境というと、腹が立つという所までは、まだ到達していなかった。

もっと、「腹が」、減っていたならばどうなっていた物かと思った。

腹が減ると、人間いらいらするらしい。

何かで聞いたことはあるが、カルシウムが、足りなくても怒りやすくなるらしい。

私などは、何が足らないというと、「お金と頭が足りない。」と井の一番に出てくる台詞である。

怒りは、敵と思え。」と言っているではないか。




このお話が、気に入ってくれたら、ポチっと押していただけると励みになり、凄く嬉しいです。
こちらは、小説用ランキングです。
ブログランキング



このお話が気に入ってくれたら、ポチっと押していただけると励みになり、凄く嬉しいです。
こちらは、旅用ランキングです。
ブログランキング

人気blogランキングへ


このお話が気に入ってくれたら、ポチっと押していただけると励みになります
にほんブログ村 小説ブログへ


ブログ検索エンジン

こちらは、小説用ランキングです。
ブログランキング







信号が、青になった。

直進する車が、光の群れが来るために、容易には折できないが、ここは我慢のしどころである。

待つと、時は長い物である。

何分位であろうか、やっと切れ間が出来き、右折へとこぎ着けた。

この時間帯は、混むことは、当たり前のことで混まない方が、おかしいのである。

その直中に、いるわけであるから。

気のもむ、私の父等は、

「曲がれるよ。」

と言ってくる始末である。

「まだ、だめだよ。」

と、私が言う。

されど、無理に私は曲がろうとはしなかった。

運転しているのは、私なのである。

隣の父が、なんと言おうとも、責任は私持ちなのである。

良く、こういう言葉があったのを思い出した。

「怪我(けが)と弁当は、自分持ち。」
当節そんな言葉は、死語の世界の彼方へと行ってしまった感じなのだが、

私は、その昔、職場等で言われた物だ。

無節操な言葉と思うかもしれない。

注意して、悪いことは無いのである。

しないほうが、悪いのである。

ここまで来て、事故など起こしたら何にもならないし、笑われてお終いだからだ。

この交差点を真っ直ぐに行くと、帰り道に使って通ってきた、「国道13号線」へと出る。

多分、この時間帯だと、もの凄く混んでいることは目に見えて解っている。

国道13号線は、秋田市内を通る主要道路なのだから仕方あるまい。

私達の立ち寄るスーパーは、この途中にある。

良く旅などしてきて、最後の締めくくりとして立ち寄る「お店」(スーパー)である。

余韻という物は、静かに心の内のポケットへ燃やし続けていたい物である。

旅の余韻、醒めやらず、家路に戻て、また楽しむ。

家に、戻って直来(なおらい)と言うことになろう。

スーパーが、この楽しい旅の最後の寄り道となろうはずである。

道の両岸には、スーパー、眼鏡店、ホームセンターなどが立ち並んでいる。




このお話が、気に入ってくれたら、ポチっと押していただけると励みになり、凄く嬉しいです。
こちらは、小説用ランキングです。
ブログランキング



このお話が気に入ってくれたら、ポチっと押していただけると励みになり、凄く嬉しいです。
こちらは、旅用ランキングです。
ブログランキング

人気blogランキングへ


このお話が気に入ってくれたら、ポチっと押していただけると励みになります
にほんブログ村 小説ブログへ


ブログ検索エンジン

こちらは、小説用ランキングです。
ブログランキング







紅葉した、街路樹のある道なりを走っている。

早くなく、緩やかにである。

その向こうには、高圧電流流す鉄塔が、規則正しく並んでいる。

赤い、帯(テールランプ)が、また連なり始めた。

幾重にも、重なり合っている。

もう、夕方頃なので、結構に車も混み合ってきたようだ。

もう、夕刻良い時間なのである。

少し小腹が減って先程母が、言ったことを思い出した。

スーパーへ寄ると言う事である。

「この先曲がるよ。」

「あのスーパーへ寄るんだよね。」

私が、確認を取った。

「ああ、そうして。」

「そこで、買っていくから。」

「その方が、良いだろう。」

母が、答えた。

街路樹の続く道成を来ると、大きめの交差点がある。

私の行かんとしているスーパーは、右方向なので右折のレーンへ入った。

信号は、赤である。

交差点角にも、スーパーはある。

されど、この駐車場は、窮屈きわまりない感じが、見て解る。

沢山の車で、溢れているようである。

何処の家も、夕刻なのでご飯の支度なのだろう。

ここまで、何の事故もなく来たのに言えと目と鼻の先で、車をこすられたら何にもならない気もする。

こんなところで、「損して得とれ」と言う気分には、さらさらなれない。

広々とした、駐車場のスーパーへ行くことにした。

交差点の左隣は、歯医者さんである。

この交差点を右へ行けば、仁井田(にいだ)と言う所である。

スーパーは、この道なりにある。

左へ行けば、秋田南大橋(あきたみなみおおはし)へ至るのである。



このお話が、気に入ってくれたら、ポチっと押していただけると励みになり、凄く嬉しいです。
こちらは、小説用ランキングです。
ブログランキング




このお話が気に入ってくれたら、ポチっと押していただけると励みになり、凄く嬉しいです。
こちらは、旅用ランキングです。
ブログランキング

人気blogランキングへ


このお話が気に入ってくれたら、ポチっと押していただけると励みになります
にほんブログ村 小説ブログへ


ブログ検索エンジン